お風呂屋さんの日常。

本当の故郷は自分に似ている人に一番多く出会う場所だ。

ビリヤニとモモが美味しい!「Great Kolkata 西川口店」

 西川口駅の西口にあるインド料理店「Great Kolkata 西川口店」。

 こちらのお店、赤羽にもお店があるしチェーン店っぽいのですが、ここで食べた「ビリヤニ」と「モモ」がなかなかの美味だったので紹介してみたいと思います。

1. 実は手間のかかる料理「ビリヤニ

ビリヤニ」は、肉とスパイスを使った炊き込みご飯。特に南アジアのムスリム文化圏でよく見かける料理です。

 その成り立ちには諸説ありますが、ムガル帝国時代に発達した宮廷料理だったという説が有力っぽいです。

 今では大衆店でも食べられますが、実は手間のかかる料理。その辺の炊き込みご飯や炒飯とは似て非なるものです。

 現地ではお祝いなどのイベントでも振る舞われる定番料理でもありますね。

2. ネパール式の小籠包「モモ」

 ネパール式のスパイシーな小籠包みたいな料理「モモ」。ネパールの大衆料理です。

 特徴は、スパイシーなソースをつけて食べるところ。あと付けだけでなく、スープに浸かっている状態のモモも見かけますね。中国とインドに挟まれたネパールというお国柄を体現した料理でもあると思います。

 日本ではネパールというと仏教のイメージが大きいかもしれませんが(遺跡も多いし)、ヒンドゥー教徒が圧倒的に多く、彼らは牛を食肉の対象としていません。宗教上の理由で。

 その代わりに食べるのが水牛。現地ではこの水牛が具材として使われていたります。日本人からすると同じようカテゴリーのように思えますが、そこは明確に分けられています。

 この料理があるってことは、このお店にはネパールルーツの人がいるっていうことなのでしょうか?っていうか、日本のインド料理屋さんにはネパールの人って多いらしいですね。

3. 一般的なインド料理のメニューもあるよ

 こちらの「Great Kolkata 西川口店」では、「ビリヤニ」と「モモ」、この二つの料理を食べることができます。

 二つとも普通に美味しいので、一般的なインド料理のカレーも食べることができるのですが、こちらもぜひ試してみてはいかがでしょうか。きっと気に入っていただけるはず。

 ちなみに「Great Kolkata」は「グレイト カルカッタ」と発音するみたいですが、現地では基本的に「コルカタ」と呼びます。この「カルカッタ」という呼び方はイギリス統治時代の名残りのようですね。

 以上、豆知識でした。