埼玉・西川口でタイ料理が食べたくなったとき、その候補はいくつかあるのですが、もしタイの大衆料理や屋台料理を楽しみたいのなら「カウケン(KAWKEN)」さん一択です。タイの人がワンオペで営業しているカウンター席のみの小さなお店なのですが、まさに本場の味。
日本ではなかなか食べることのできない料理もあるので、タイ料理に食べ慣れている人や現地に長く住んだことのある人にもおすすめです。ここでは数多くのメニューの中から、定番料理から珍しい料理までご紹介していきます。
1.「カオマンガイ」
まずはタイ料理の定番「カオマンガイ」。
柔らかく茹で上げた鶏肉を鶏スープで炊いたライスに添えてある料理で、甘辛いタレをかけて食べていきます。現地の屋台スタイルだと大体50バーツくらい(日本円で150〜200円くらい)。日本だと850円とかしますが、このお店では本場と遜色ないものが食べられるので、その価値は十分にあると思います。
2.「ガパオライス」
「カオマンガイ」と双璧をなすほどタイの定番料理「ガパオライス」。ひき肉とバジル、スパイスなどを甘辛く炒めたものをご飯にかけた料理です。タイ現地でもよく卵の目玉焼きをトッピングします。
ちなみに日本だと目玉焼きはフライパンとかで焼くことが多いと思うのですが、タイだと油であげることがほとんど。その違いでやはり食感や風味に差が生まれますね。
3.「クイティアオ」
「クイティアオ」は、米の麺で作られたタイの汁麺。こちらも本場の屋台でよく見かける料理ですね。
タイは日本以上に外食文化中心の国。そのため、住む部屋とかを探してもキッチンのない部屋や家が結構あります。そのかわりに、食事ができるお店がいたるところにあって、住んでいる周囲には町の台所ともいえるようなお店が必ずと言ってよいほどあるのです。
また、外食文化が成熟している分、美味しい店しか残っていかない印象です。地元で愛されているお店になることが生き残る術のようなものなので、屋台料理や大衆料理が美味しくなっていくのは必然といえるでしょう。
4.「ラープイサーン」
タイの東北地方といわれるイサーンの名物料理のひとつ「ラープ」。肉や魚などをハーブや唐辛子などと和えた料理で、現地ではこれを「カオニャオ(もち米)」と一緒に食べます。
この料理が日本で食べられるというだけでも「おっ!」と思うのですが、このお店で食べられるのはなんと生肉のラープ。日本でいうところのユッケみたいなもののタイ料理バージョンです。これは日本ではみたことない。
かなり辛めの味付けになっているのでその意味でも「カオニャオ」と一緒にオーダーすることをおすすめします。
「プーパッポンカレー」もあるよ!
この本場のタイ料理が食べられる「カウケン(KAWKEN)」さんがあるのは、西川口駅西口から徒歩5分くらいところ。カウンターが数席あるくらいの小さなお店ですが、それも含めてタイの大衆料理や屋台料理の雰囲気を楽しめておすすめです。
また、ここで紹介した料理以外にもメニューはたくさんあって、近年、日本でも人気になっている「プーパッポンカレー」もありますよ。