九州最大の歓楽街である福岡・中洲。ここにあるラーメン屋さんは、夜職の人びとが仕事おわりに寄っていけるくらいまで営業しているお店が多くて助かります。ここでは、中洲で仕事おわりや飲みの帰りに立ち寄りたいラーメン屋さんを5つピックアップ。
1.「麺処 恭や」
中洲で遅くまで(ていうか朝まで)やっているラーメン屋の筆頭ともいうべき存在「中洲ラーメン 恭や」さん。ここのスープは、横浜家系と博多豚骨のハイブリッドな豚骨醤油。中洲の夜職クラスタで知らない人はいないレベルの有名店です。他の地域から来て、おすすめのラーメン屋さんを聞いたらまずこのお店の名前が挙がるのではないでしょうか。中洲に来たら一度は食べておきましょう。
2.「豚そば 月や」
透き通るようなクリアなスープが特徴の豚骨ラーメンが食べられる「豚そば 月や」さん。こってり味のイメージがある豚骨ラーメン界にあって異彩を放っている存在です。一般的な白濁した豚骨ラーメンしか食べたことのない人にとって中々衝撃的な味わい。透明なのに全然水っぽくなく、素材の旨味がギュギュッと詰まっているのです。豚骨ラーメンが持つポテンシャルの高さを感じさせてくれる一杯。薬味での味変も魅力です。
3.「ラーメン 海鳴」
福岡では珍しい魚介とんこつスープのラーメンが食べられるお店「ラーメン 海鳴」さん。「うみなり」ではなく「うなり」と読みます。福岡市内に5店舗を展開していますが、この中洲店には他のお店にはないメニューがあります。それが「ラーメンジェノバ」。バジルの香りが魚介とんこつのスープに彩りを加えてくれます。定番メニューの「魚介とんこつラーメン」もおすすめですが、この「ラーメンジェノバ」もぜひ一度試してみて欲しい一杯です。
4.「博多 一双」
濃厚なスープが特徴の「博多 一双」さん。そのスープは「豚骨カプチーノ」とも呼ばれていて、いわゆる「泡系ラーメン」のお店です。豚骨ラーメンに濃厚さを求めるならこのお店はマスト。濃厚ではありますがアブラギトギトというわけではなくマイルドでクリーミー。その泡泡なビジュアルもさることながら、味もどこかコーヒーのカプチーノを彷彿とさせるものがあります。こちらもいつも行列ができている人気店です。
5.「麺屋 一矢」
とんこつ黒ラーメンが食べられる「麺屋 一矢」。ビル1階の奥にあります。焦がし玉ねぎ油の風味が豊かな、熊本ラーメンを彷彿とさせる一杯です。こういうタイプは「熊本系」って言ったらいいんですかね。料理で重要なファクターのひとつが「水」。このお店は自家製麺なのですが、福岡県那珂川市の名水を使って作っているとか。鶏飯とりょうたの手羽先もおさえておきたいサイドメニューです。
仕事帰りや飲みの締めに
中洲にはこれ以外にもおすすめのラーメン屋さんはあるのですが、深夜までやっているとなると以上の5店舗が個人的には特におすすめです。探せば他にも良いお店はきっとありますけども。また、全国展開している「一蘭」さんの総本店があるのも中洲。こちらは24時間営業なのでいつでも行けますね。皆さんの素敵な「ラー活」の参考になれば幸いです。