お風呂屋さんの日常。

本当の故郷は自分に似ている人に一番多く出会う場所だ。

グルメ探訪:東京・吉原で好きだった料理、極私的3選

 東京・吉原ではトータル約1年くらい働いていたのですが、その頃、近所のお店でよくリピートしていた料理がいくつかありました。その中で特にお気に入りの料理が3つあったので、ここではそれらをご紹介してみたいと思います。みんな懐かしい思い出の品々。基本みんなB級グルメよりの男飯って感じです。

1.「かつ丼&上かつ丼」梅月

梅月の上かつ丼

 当時働いていた店舗の近所にあった蕎麦屋さん。ここのカツ丼や上カツ丼、美味しかったですね。今でも私のカツ丼&カツ重の味の基準はこのお店の影響が強いのではないかと思います。「あっ、ここのお肉はちょっと固いな」とか「あっ、ここのカツ丼はツユが少ないな」とか。

 お値段的にはそれほど高いものではないですが、なんだかご褒美感のある美味しさです。食べるとなんだか幸せな気持ちになってましたね。

2.「テキサス・ステーキ」ビリー・ザ・キッド 浅草千束店

ビリー・ザ・キッドのステーキ

 吉原でステーキといえばここ「ビリー・ザ・キッド」。お店のスタッフとたまに行ってました。基本的に一人では足を運ぶことはなく、ここに来るのは仕事仲間とでした。人類にとって一緒に肉を食べるという体験は何か特別な意味合いがあるように思います。狩猟時代に培われたDNAに刻み込まれているのかもしれません。

 ここで一緒に食べると「ザ・風俗業界仲間」って感じがします。

3.「麻婆豆腐炒飯丼」蜀食成都

蜀食成都の麻婆豆腐炒飯丼

 働いていた店舗のすぐ近くにあった中華料理店「蜀食成都」。ランチタイムにはよくここで食べてました。

 ここの「麻婆豆腐炒飯丼」なのですが、その名前の通り、炒飯に麻婆豆腐がかかっているという料理です。白飯ではなく炒飯であるところがポイント。正直にいうと、麻婆豆腐と炒飯、それぞれは特筆するほど特別な感じではないのです。なのですが、この2つが合わさることによって1+1=2ではなく3や4以上になっている感があります。知る人ぞ知る傑作料理だと思います。

 出前もしてくれるので、お店で食べたりもしてましたね。複数人が控え室で食べるので、部屋に食べ物の匂いが充満してたりもしました。基本的にその部屋はお客さんもキャストさんも使わないので一応問題はなかったです、たぶん。(扉を開けると通路に匂いはもれてまいましたが、、)あと、このお店の料理はだいたいてんこ盛りなので、少食の人は気をつけて。

番外編「プリンアラモードパンケーキ」福カフェ

福カフェのプリンアラモードパンケーキ

 甘いもの好きにはここのパンケーキがおすすめ。こちらの「プリンアラモードパンケーキ」は季節のフルーツと自家製プリン、そして丁寧に焼きあげられたパンケーキが同時に食べられます。焼き上げるまでちょっと時間がかかるので、時間に余裕がある時にどうぞ。