お風呂屋さんの日常。

本当の故郷は自分に似ている人に一番多く出会う場所だ。

大阪の新地巡りしてきたからレポするよ。とくに「信太山新地」は一度は行ってみたほうがいい

先日、大阪の新地巡りをしてきました。現在、大阪にはいわゆるソープランド(お風呂屋さん)というものがなく、その代わりに「新地」という場所があります。もともとは大阪にもソープがあったみたいなのですが、1990年に開催された大阪万博のタイミングで一斉に摘発が入ってなくなってしまったようです。いわゆる浄化作戦というものですね。

 

今回、大阪の「新地」巡りをしておきたいと思ったのは、2025年に大阪で再び万博が開かれるから。2021年の11月には兵庫の尼崎にあった「かんなみ新地」が一斉摘発されていて、この流れだと、もしかしたら、、と思い、早めに行っておきたくなりました。行きたいと思った時に行っとかないと、なくなってしまったとき後悔してしまいますからね。


大阪には「五大新地」というのがあって、

 

a.飛田新地
b.松島新地
c.今里新地
d.滝井新地
e.信太山新地

 

この5つです。

 

a〜dは「料亭」、eだけが「旅館」という扱い。

今回はこのうちの、飛田新地、松島新地、信太山新地の3箇所を巡ってきました。ここでは、その特徴や感想をつづっていきます。

1、飛田新地

大阪で一番有名な新地といえばここでしょう。最寄りの駅は地下鉄の動物園前駅。西成(釜ヶ崎)という元々ドヤ街で有名な街の端っこあたりに位置してます。東京の吉原もそうですが、大きな風俗街の隣には近くには大体いわゆる日雇いの肉体労働者たちの街があるんですよね。動物園前駅を出てすぐのところにあるアーケード街をまっすぐ進んで抜けたあたりの左サイド一帯が「飛田新地」。夜に訪れると提灯や店の灯が並んで独特な雰囲気を醸し出しているので分かりやすいです。

 

ちなみに、駅から飛田新地へと向かう途中のアーケード街は中華系(?)のスナックがたくさん立ち並んでいます。料金も安めの設定なので、飛田新地帰りにでもふらっと寄ってみるといいかもしれません。おそらくぼったくりはないと思います(知らんけど


飛田新地の特徴は、店先での顔見せがあることと、5つの新地の中で最も女の子のビジュアルレベルが高いところ。事前に自分の目でみて判断できるので、ビジュアル面で好みとは違う女の子に当たることはほとんどありません。ただ、照明がかなり強くたかれているので、女の子によってはかなり盛って見られることも。なのでそこは気を付けた方が良いかもです。お店の前の通りを歩いていると、女の子たちが全力でアピールしてくるので、気になった子がいたら入ってみるといいと思います。

 

注意点としては、飛田新地のお店には基本的にシャワー設備がないということ。そのため、どちらかというとサービス内容にはあまり過剰な期待はしない方が良いかもしれません。そして、お値段も五大新地の中で一番お高め。


東京の、例えば吉原とかはその歴史自体は昔の遊郭につながっているのですが、文化的にはどこかで一度切断されて新しくなっているような感覚があります。もちろん、建物とかしっかりと眺めてみると遊郭時代の名残りのようなものも残ってはいるのですが。それが大阪の「新地」だと、遊郭時代からの文化的な連続性みたいなものを感じられるんですよね。それは私が旅行者として「新地」巡りをしたからかもしれませんし、実際、そこで働いてみたらどうかは分かりませんけれども。


2、松島新地

松島新地は、大阪の九条駅から徒歩で5分くらいのところにあります。規模としては飛田新地に次ぐくらいの大きさ。

 

この新地の特徴は、シャワー設備があることと、店先に並んでいる女の子が1店舗に複数人いるところ。飛田新地では、女の子が代わる代わる1人ずつ店先に座っていますが、ここでは複数人を同時に確認することができるのです。つまり、飛田新地では待機中の女の子は見れないけれども、松島新地ではそのタイミングで出勤している女の子を一通り確認することができるというわけ。

 

女の子のビジュアルのレベルも高く、飛田新地よりも普通っぽい感じの女の子がお好きな場合はこちらは良いかもしれません。また、飛田新地よりも濃厚サービスが期待できるところもポイント。注意点としては、シャワー時間もプレイ時間に含まれていることですね。飛田新地よりもお値段もお安めとなっています。


3、信太山新地

今回の新地巡りの目玉ともいえる「信太山新地」。こちらの読み方、「のぶたやま」ではなく「しのだやま」となります。場所は、JR信太山駅から徒歩10分くらい。大阪の中心地から関西空港に向かう途中にあります。駅を降りると本当にこんなところにあるのか不安になりますが、普通の住宅地から突然新地が姿を現します。なんだか異世界に迷い込んだ昔話の世界のようです。

 

それもそのはずと言いますか、この「信太山新地」は熊野参詣と深く関わりを持っている場所。参詣のあとに日常に帰る前の「精進落とし」の場所として発展した歴史があるのです。熊野古道世界遺産にも登録されているので、この「信太山新地」も事実上その一部であるといえるでしょう。

 

こちらの新地の特徴としては、顔見せがないところ。と言っても、女の子のビジュアルレベルは松島新地と同等くらいです。顔見せがない分、身バレのリスクが軽減するので、良い子が揃いやすいとも言われています。そして、料金が最安。一番短い15分で8500円。顔見せがない分、お店の人に自分の好みを具体的に事細かに伝えましょう。ここは手抜きしてはなりません。「こいつ好みにうるさいな」くらい思われるくらいでちょうど良いと思います。

 

信太山新地」では基本的には旅館に「スタンド」と呼ばれる場所から女の子が派遣されてくるというスタイル。有名店や力のあるお店は、このスタンドから優先的に人気の女の子が派遣されるのだとか。

 

信太山新地」の良いところは、シャワーがプレイ時間に入っていないところ。なので、部屋に入ってから出るまでの時間が長く感じますね。私はこれを「信太山マジック」と名付けたい。

 

他の地域の風俗だと60分でも短いコースなので、15分とか短かすぎて無理と思う人が多かもしれません。私も最初、そう思っていました。ですが例えるなら、K-1とブレイキングダウンの違いといいましょうか。関西人の合理的な気質が垣間見れるシステムです。ただ、お気に入りの女の子を作って長時間楽しみたい場合には、おそらく他の地域よりもお金がかかるでしょう。

 

また、「ぎんねこ」というお店が「信太山新地」では一番有名なのですが、このお店は少々特殊なようです。多くのお店は「スタンド」から女の子が派遣されてくるのですが、このお店には専属の女の子が在籍しています。そのため、お店で女の子のレベルを保証できるということらしいのです。とても人気の高いお店で、自分が行った時は平日の夜だったのですが、それでも約45分待ちという状態でした。そのあと、別のお店の女の子に聞いてみたらそれでも待ち時間は短い方なのだとか。

 

信太山新地」で注意が必要なのが、毎月20日がお休みだということ。この日に行っても全店舗閉まっているのでお気をつけてくださいませ。

 

あと全然関係ないですけれども、そういえば私が大学生のころ、同じゼミに「のぶたくん」という人がいたのですが、あの人元気にしてるのでしょうか。「自分はフリーメイソンの一員だ」と言ってましたけれども出世しましたかね。。

 

大阪に行ったら一度は新地巡りを

 

さて、大阪の「新地」巡り、楽しかったですね。まず、その風情のある雰囲気がとても素敵でした。飛田新地のある西成地区は、今や世界中からバックパッカーが安宿を求めて集まってくる場所でもあり、観光地としておすすめしたいくらいです。基本、外国人へのサービスはお断りの場所だと思いますが、ただみて歩くだけでも価値があると思います。

 

また、どこの新地も18時以降に人気の女の子が揃いやすいようなので、やはり夜に訪れるのがおすすめです。その独特の雰囲気もぜひ楽しんでみてください。とくに「飛田新地」と「信太山新地」はおさえておいた方が良いかと。美意識というか、いわゆるソープランドとは違った佇まいがあります。ただどこの新地も通りやお店は撮影禁止。ルールをしっかり守って遊びましょう。